趣味としての囲碁
- 悟 小林
- 2019年12月9日
- 読了時間: 3分
囲碁インストラクターの小林です。
今回は、趣味として囲碁を検討している人向けに記事を書いていこうと思います。
囲碁は、次のような点が趣味として優れています。
1.飽きが来ない
2.奥深い戦略性
3.お金があまりかからない
4.人と交流できる
5.スマホなどで空き時間にもできる
それでは、一つ一つ解説して行きます。
1.飽きが来ない
囲碁は、基本的に飽きるということがありません。変化がなくなって来て退屈になった時に人はその物事に飽きるのですが、囲碁は変化が無限で毎回全く違った経験をします。自分自身の成長も無限に成長する要素があるため、ある程度強くなって限界にぶち当たるということがありません。
ただし、適切な指導者がおらず、いつまでたっても強くならないという状態が続くと飽きてしまうこともあります。
2.奥深い戦略性
奥深い戦略性を売りにしたゲームは多々ありますが、囲碁ほど奥深い戦略性を持ったゲームには出会ったことがありません。その奥深さは世界的にも注目されています。世界的に囲碁人口は徐々に増えていますし、グーグル社がアルファ碁(AlphaGo)を作り出し世界を驚かせたのも記憶に新しいところです。
奥深いとは、こうやれば勝てる、というような必勝法が存在せず、ワンパターンにならないということです。大抵のゲームは最終的に「○○する作業ゲー」になってしまうことが多いですが、囲碁にはそういったものが全く存在せず、常に新鮮さを味わうことができます。
3.お金があまりかからない
囲碁は一度覚えてしまえば、無料で対局できるアプリがいくつもあり、無料でどこまでも楽しめます。地域のコミュニティーセンターなどで無料で地域の人と対局する場所が設けられていることもあります。
お金をかけて楽しむとしても、囲碁教室に通ったり、碁会所と呼ばれる囲碁愛好家が集まるところの入場料、囲碁関連書籍や新聞雑誌、あとは月額1000~2000円で有料の対局アプリがあるくらいのものです。
課金が必要なゲームをやっている人やゲーム機のソフトを頻繁に買う人は、趣味を囲碁に変えてしまうだけで金銭的にもよいでしょう。
囲碁は他のゲームにあるような、オンラインゲームのサービスが終了してしまうといったことや、新作が出て遊ばれなくなってしまう、といったことがありません。常に多くの人がプレイしているゲームです。大会も日本の主要都市なら頻繁にレベルに合わせて行われています。
4.人と交流できる
囲碁は人と遊ぶゲームです。対面せず、オンラインだけで遊ぶこともできますし、なんならコンピュータと対局するのもよいですが、やはり面と向かって対局するのが一番面白いです。囲碁は他の対戦型のゲームと違い、相手を倒すだけではありません。相手をなぎ倒すようなこともできますが、相手を尊重し、意思疎通を図りながら進んでいくこともあります。ですので、全く会話をしたことがない相手でも、一回の対局が終わるころには相手の考えや性格がお互いに読み取れ、意思疎通の取れる友人になっていたりします。(もちろん、囲碁のレベルがかけ離れていてはそれも難しいですが・・・)
もし、友達が欲しいなら、囲碁をやっていれば簡単にできますよ。
5.スマホなどで空き時間にもできる
囲碁は、暇つぶしにやるというより、熱中して時間を作ってやる感じのものだとは思いますが、スマホが普及した今では暇つぶしとしてもプレイできます。ある程度上達すると、自分の頭の中に碁盤を描き、試行錯誤したり、詰碁を解いたりすることもできます。オススメはしませんが、授業中や仕事中でもいくらでも練習することができます。
いかがでしたか?囲碁をやってみたい、という気持ちになってきましたか?
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