最近伸び悩んでいる人のための画期的な上達法
- 悟 小林

- 2019年11月16日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年11月20日
最近、全然上達していないな~と感じることはありませんか?
伸び悩んでいるという人は、ご自分の連想を見直してみると良いです。
どういうことかというと・・・
・打つと形勢が良くなる手を打ちたいと感じるようにしましょう
・打つと形勢が悪くなる手は打ちたくないと感じるようにしましょう
・打つと形勢が悪くなるにも関わらず、打ちたいと感じてしまっている手がないか確認しましょう。
・囲碁において、特に別に恐れる必要のない手を恐れないようにしましょう
一つ一つ説明して行きます。
・打つと形勢が良くなる手を打ちたいと感じるようにしましょう
これはわかりやすいですよね。良い手を打った時に気持ちいいと感じられれば、囲碁は楽しく打っているだけで、勝つことができます。ただ、これができていない人はとても多いです。何となく先生に言われたら打つとか、相手に打たれて嫌だった手を自分でも打つという方がほとんどです。
そういった理由ではなく、良い手を先生や棋譜などから学び、そういう手を打った時に気持ちいいと感じるようにしましょう。
最適な状態は、自分の打ちたい手を打って勝つ状態です。そのためには自分の打ちたいと思う手が良い手に設定されていなければいけません。まずは、その設定をしましょう。
・打つと形勢が悪くなる手は打ちたくないと感じるようにしましょう
これも重要です。無用なアタリやダメ詰めなど、無条件で形勢を悪化させてしまう手を打つのが大好きな方が多いです。これは、相手に言うことを聞かせられるからという理由が多いですが、こちらも誤った連想です。アタリやダメ詰めは自分にとって不利になる嫌な手だな・・・と思いながら打つようにしましょう。どうしても打たないといけない時も、嫌だと思いながら打つようにしましょう。それだけでも悪い癖を直すことができます。
・打つと形勢が悪くなるにも関わらず、打ちたいと感じてしまっている手がないか確認しましょう。
自分が碁を打っているときに、どのような気持ちになっているか詳細に確認しましょう。先生がいるのであれば、先生にどのような気持ちでこの手を打ったか検討の時に一つ一つ報告しましょう。悪い手なのに、打ちたい、こう打たなければいけないと感じてしまっている場合も多くあります。
・囲碁において、特に別に恐れる必要のない手を恐れないようにしましょう
陣地に侵入されることや、石を取られることを過度に嫌い、冷静に考えられなくなってしまっている方が多くいます。
囲碁では、陣地に入られても、石を取られても全く問題ありません。
囲碁で恐れるべきは、手を抜かれてしまうことや、攻められること、ダメ詰まり、価値のない手を打ってしまうこと、カナメ石を取られることなど、思っていることとは別のところにあります。
心配するべきところを心配し、心配が必要ないところは気にしないようにしましょう。これだけでも碁が大幅に変わって来ます。
いかがだったでしょうか?思い当たることはありましたか?かなり強い方でも思い当たる節はあると思います。
打ちたい手=良い手になるように自分の碁を見直してみましょう。

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