指導碁を受ける意味
- 悟 小林

- 2020年3月26日
- 読了時間: 3分
今回は、指導碁を受ける意味について書いて行こうと思います。
一つ目は、モチベーションです。
囲碁を始める方は結構いらっしゃるのですが、囲碁の楽しみがわかるまで囲碁を続けられる人はほとんどいません。
囲碁の楽しみがしっかりわかるまで続けられたら、もう他の楽しみなんて一切いらないほど囲碁は面白いです。
なので、そこまで行けば指導もいりませんし、モチベーションの維持も簡単なのですが、そこに至るまでにかなり時間がかかるのでそこで挫折してしまう方は結構いらっしゃいます。
なので、毎週モチベーションを上げてくれる誰かに指導を受けることで囲碁を継続的に楽しむことができます。
僕自身、適切な指導者がいない時はモチベーションが続かない時も多くありました。しかし、毎週適切な指導をしてくれる先生についてからはそういったことも無くなりました。
大事なのは、指導をしてくれる、というところだけではなく、モチベーションを上げてくれることです。
やはり、指導を受けて気分がいい先生でなくてはなりません。
囲碁の先生には、生徒さんを上達させることに躍起になり、つい厳しく指導しすぎてしまう先生もいます。僕もその気持ちはよくわかります。生徒さんに強くなって欲しい!という気持ちはみんな一緒ですが、僕はまずは生徒さんが楽しんでくれることを第一に考えています。
その上で、囲碁が一生の趣味になり、囲碁の楽しみがわかって、この教室を卒業するまで上達されることを僕は楽しみにしています。
二つ目は上達です。
やっぱり皆さん早く上達したいですよね。そのためには指導碁を受けるのが一番です。
僕が躓いているところを見つけますし、どういうことを練習して行けば強くなるかをお伝えします。
どういう練習をすれば強くなるかが明確になっていれば、モチベーションも自然に上がって来ます。
この教室では、お仕事をしながら囲碁を楽しまれている方がほとんどです。そんな中でもみなさん上達されていているのは、それだけですごいことです。
余談ですが・・・
指導碁を受けることで、お金が節約できる、という話も生徒さんから聞くことがあります。
人間やはり、楽しいことがないと辛いものです。
楽しいことを探していろんな趣味に手を出してしまってお金がかかったり、大きな課金が必要なゲームにハマってお金を浪費してしまうことがあります。
囲碁にハマっていれば、そういったリスクを排除することができます。
囲碁はお金をかければかけるだけ強くなるものではありませんし、ハマっても出て行くお金はそんなに多くはありません。
ゲームのように、突然サービスが終了してしまうこともありません。何しろ、4000年も昔から楽しまれているゲームですから・・・
長年かけて培った実力が無駄になることはなく、人生を通して積み重なっていくものになります。
長い目でみて、楽しんで行きましょう!

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