囲碁初心者を脱出する4つの方法
- 悟 小林
- 2019年12月3日
- 読了時間: 3分
囲碁歴17年の囲碁インストラクターの小林です。
今まで1000人以上の囲碁初心者に囲碁を教えてきた経験から、囲碁初心者を脱出する方法をお伝えします。
まずその前に、囲碁のルールを確認しておきましょう。
囲碁のルールは大まかに3つです。
1.自分の石で囲んだ陣地が多いほうが勝ち
2.相手の石を囲んで逃げ場をなくすと取ってしまうことができる。(逆に囲まれて逃げ場がなくなると取られる)
3.取った石は自分の陣地に最後に加算される
簡単ですよね?要するに、自分が取られないようにしながら、相手を取るか陣地を囲めばいいのです。細かいルールは上達とともに覚えていけば十分です。
ルールがわかったらすぐにやってみたい!という人も多いでしょう。
そういう方にオススメのアプリが囲碁クエストです。スマホ、PCどちらでもできますので、一度インストールしてやってみるとよいでしょう。非常に手軽にできます。
ただし、これは辛く険しい道です。ルールを覚えただけでは、経験者にボコボコにされてしまいます。最初は連戦連敗でしょう。その負けの中から何か学び取っていける自信があればやってみるとよいでしょう。将棋などのボードゲームを過去に経験している方ならこれもよいでしょう。
自己流はちょっと厳しそうだな・・・と思った方は、囲碁教室がオススメです。お住いの地域の初心者指導をしている囲碁教室を探してみましょう。この方法なら、親切に囲碁の打ち方を指導してもらえるだけでなく、同じような囲碁初心者の人と知り合いになることができるので、モチベーションも維持しやすくなります。
囲碁教室に行くのが時間や場所の都合で厳しそう、という方はオンラインの囲碁教室を検討してみましょう。僕もオンラインで初心者指導をしていますし、他にもごくわずかではありますが、オンラインで初心者指導をしている人がいます。
他にも、囲碁アミーゴに参加するのもよいでしょう。
囲碁アミーゴという集まりがあって、20~30代の人に向けて囲碁普及のイベントを日本の各地で行っています。毎回楽しい雰囲気でイベントが行われていて、楽しく囲碁を学びたいという人にはピッタリです。
どうしても最初は独学でやってみたい!という人はまずは本で勉強しましょう。囲碁の初心者向けに書かれた本はたくさんありますので、その中でご自分に合った本を探してみてください。ただし、本で覚えようとしたがなかなか難しかったという声をよく聞きますし、本でスムーズに強くなっていったという人はあまり見たことがありません。
他にも碁会所や囲碁会をやっているコミュニティーセンターへ行ってみるという手段も考えられますが、こういった場所には純粋に囲碁を楽しみたいという人が集まっていて、初心者に教えるのは面倒!と思っている人も多いので邪険に扱われてしまうことも多いと聞きます。多少は打てるようになったぞ!と自分で思えたら腕試しに行ってみましょう。
すべての人にオススメできるのが、人気漫画の「ヒカルの碁」を読むということです。ヒカルの碁を読むことで、囲碁に関連する知識が幅広く身に付きます。これで囲碁が強くなるわけではないですが、モチベーションは高まるでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。囲碁はこの娯楽が無限にある時代でも飽きることなく生涯楽しめる趣味です。その代わり、始めるとき、楽しさがわかってくるまでのハードルがとても高いゲームでもあります。
ぜひそのハードルを乗り越え、囲碁の魅力を感じられるようになってくださいね!
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